創伸館日誌

JOURNAL

創伸館が目指す 理想のフリースクール像

フリースクールのイメージは、昔聞いた、母親の田舎での小学校生活である。


戦後の、子どもが多い時代の、田舎の小学校に母親は通っていた。
例を挙げると「となりのトトロ」に出てくる小学校に近い。

当時、自分が将来をイメージして「いいな」と思っていたのは「学校の先生」になることだった。


母親の話を聞いて、もっと子どもの少ない山奥の分校で複式学級を受け持つ教師に憧れた。

学年・性別・習熟度、様々な子どもたちが共存する小さな社会で、
みんなで助け合っている他人同士の家族のような教室。


それが、現在のフリースクールのイメージであり、
今までいろいろなことをしてきた自分の周囲の環境だと思っている。

大切にしていることは“助け合う”こと。

“助け合う”のに、「してあげる」という気持ちや言葉は不要だと思っている。
“助け合う”ことは、当たり前にすることが大事で、特別な事ではないと思っている。


そんなフリースクールができれば、楽しく学生時代を過ごせる気がする。
もちろん、スタッフも。

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